43円引上げ1000円超に。24県が「目安額」上回る 最賃答申

2023年09月27日
43円引上げ1000円超に。24県が「目安額」上回る 最賃答申

厚生労働省は8月18日、全国すべての地方最低賃金審議会で令和5年度の地域別最低賃金の改定額を答申したと発表しました。

47都道府県の引上げ額は39~47円で、改定後の全国加重平均額は43円(4.47%)上昇して1004円になります。
上昇額は「目安」制度の創設以降で最も高く、24県で中央最低賃金審議会が示した「目安」を上回りました。

改定後の最高額は東京の1113円で、愛知、京都など5府県が新たに1000円を突破します。
最低額は岩手の893円で、最高額に対する比率は80.2%。

改定額は10月上~中旬に発効します。

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時間額引上額時間額引上額時間額引上額
北海道96040石川93342岡山93240
青森89845福井93143広島97040
岩手89339山梨93840山口92840
宮城92340長野94830徳島89641
秋田89744岐阜95040香川91840
山形90046静岡98440愛媛89744
福島90042愛知102741高知89744
茨城95342三重97340福岡94141
栃木95441滋賀96740佐賀90047
群馬93540京都100840長崎89845
埼玉102842大阪106741熊本89845
千葉102642兵庫100141大分89945
東京111341奈良93640宮崎89744
神奈川111241和歌山92940鹿児島89744
新潟93141鳥取90046沖縄89643
富山94840島根90447加重平均100443
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